2017年6月18日日曜日

猪名川流域 みそのたね!

これ以上ない晴天の中、「めぐる流域 みそのたね」を開催しました。

味噌を通して猪名川の源流から海までの暮らしをつないでいこうというこの取り組み。能勢のけせら畑とオーガニッククロッシングが共同で開催しています。今年は尼崎の子ども食堂「まあるい食卓」さんが食堂で使うお味噌を育てに来てくれることになりました(*^o^*)

また今年は興味を持ってくださる方がとても多く、参加者も倍増して全部で20家族、大人子ども合わせて40名以上の方たちが参加してくださっています。この日も30名弱の方が参加してくれました!流域のつながりを意識しはじめて3年が経ち、やっとすこしずつ広がりを持ち始めている実感が湧いていきます。


 この取り組みのポイントはもちろん流域!畑にみそのたね(大豆)を蒔く前に水の源である源流を訪れます。この日は猪名川の能勢側の源流のひとつである妙見山。山頂に立つと猪名川の河口、尼崎の海をすぐそこに見ることができました。手を伸ばせば届きそうな気もしてきます。


この日は「ブナ守の会」のボランティアの方にガイドをお願いしました。ブナの森に入る前に妙見山の歴史や妙見のブナの森の特徴などを解説していただきます。

ブナの森のことについては昨年この森を訪れた時のレポートに詳しく書いていますので読んでみてください。

http://organic-crossing.blogspot.jp/2016/06/blog-post_22.html?m=1


ガイドの方の説明を聞いている間、子どもたちは一か所に集まってなにやらのぞきこんでいます。何見てるのかな?と思ったアリの決闘でした!それにしてもすごい盛り上がり。ほほえましい風景でしたが、森もみてよー(笑)

さて、入口の案内看板から数メートル歩けばさっそくブナの木をみることができます。今回は初めての方も多かったのでみなさん興味深々。


さわったり、撫でたり、見上げたりしながらその大きさと雄大さを確認。感極まって?抱きついている方もおられました(笑)


ブナの木の枝ぶりはとても雄大で、淡い色の葉から漏れる光はとても優しく、何とも言えない包容力をもっているように感じます。   いつまでも眺めていられるような魅力に溢れています。


小さな小さな森ですが、こんな美しい森が自分たちの暮らす地域、身近な川の源流にあるなんて、なんだか嬉しい。


ガイドの方が手にもっておられるのはブナの種。

ちょっと先がとんがっていてポコポコとした突起のついた不思議な形の種で、子どもたちも夢中で集めていました。


山頂でお弁当を食べて、午後からはけせら畑に移動。こちらは妙見山から流れ出す川とはすこし支流が違っていて「桜川」という川沿いにあります。

桜川の源流を訪ねたこともあるので、興味のある方はこちらから↓



山と田んぼに囲まれた美しい風景。左隅に見えているのが流域みその畑です。


けせら畑の松岡くんから不耕起の畑での種まきのレクチャー。すこし土を掘ったら


枯れ草の層をかき分けてタネをおいてくるイメージ。


最後に上に籾殻のくん炭をかぶせるだけ。とっても簡単なんです。



みんなそれぞれのペースで種まき。子どもたちも一生懸命蒔いてくれました。



 

途中こんな大きな卵を発見したり!


なばなさんちのさぶちゃんは超リラックス(笑)


最後はみんなで「たねー」のポーズで記念写真(*^o^*)たねのポーズで、とお願いするとだいたいみなさん手で丸を作ってくれます。

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