2014年9月29日月曜日

市島町へ

日曜日は森の集いの準備などで行くことができていなかった市島町の災害ボランティアに行って来ました。

作業は個人宅の清掃でした。写真はプライベートなことになるので勝手には撮れないので、あまり影響のないものを一枚だけ撮らせていただきました。


写真左側の壁に残る土石流の跡。建物の中は胸ぐらいまで土砂で埋まっていました。この光景は東日本大震災で嫌という程見てきたものとほとんど同じです。自然災害の凄まじさを改めて認識しました。

しかし災害は局地的で、このお家の3軒となりにはほとんど影響がない状態です。津波は街全体だったので通りがかるだけでもその凄まじさを体感できましたが、今回のような災害では被災した地域に足を踏み入れない限り、
ほぼ平常通りの生活という感じです。

その影響もあるのか、ボランティアの数も激減し、以前は1000人を超えていたボランティアの数も、いまでは平日などは十数人しかいないという状態です。忘れられた被災地と言われている意味がわかりました。

ただ思うのは全体がどうということではなく、局地的であれ被災した方はとても困難な状態に置かれているということは間違いありません。すこしでも力になれます。もし手伝える方がおられたらぜひ参加してみてください。

実務的な部分では、少ないボランティアにもかかわらず、そのマッチングがうまくいっていないのか、年配の方や女性が泥だしなどの重労働に配置され、若い男性のグループが室内の清掃に配置されるなど状態にが見受けられました。

東日本大震災ではボランティアをまとめるボランティアなどの体制がしっかりしていて、マッチングも迅速でした。そのあたりをうまく解消して一日も早い復旧につなげていくことをいのります。

ボランティアが終わってから訪れたのは西山酒造所。僕も普段から好きでよく飲んでいる「小鼓」というお酒の酒蔵です。



この酒蔵も8月の豪雨で被災されたのはニュースなどでご存知の方も多いと思います。その直売所が再開されたというのですこしでも力になれればと買いに行きました。


写真のお酒はたった2本残っていてうちの一本です。そして手前の野菜は有機野菜の直売所、丹波太郎で購入したもの。森の集いでちよちゃんの野菜の岡野さんの話では、市島町で有機農家さんが十数件被災したということです。

またまだ時間はかかるかもしれませんが、復興に向かって一歩一歩前に進んでほしいと願っています。



2014年9月25日木曜日

語り継がれる物語

今日はある食堂の方と、ある写真家の方と、そしてあるミュージシャンの方がわろうだに来られました。
あるイベントの写真をとるためだったのですが、何だか面白かった。


そして一緒に柏原の山田くんの田んぼを訪れました。棚田に金色に輝く稲穂が美しかった。

小さな農は、そこにある暮らしや風景、生活の中に産まれる文化も受け継いでいきます。大規模な農業や企業の農業はそういうことは意識しません。
そこが大きな違いだと思うし、オガクロが小さな農を大切にしたいと思う理由でもあります。

その地域に語り継がれてきた物語を、これから先にも語り継いでいくこと。だからと言って昔のままというわけではなく、新しい人が新しい物語を紡いでいくということ。

近々新しいプロジェクトをはじめようとして、その相談にのっていただいた方からも、なにをするにしろ地域が暮らしの中で紡いできた物語を大切にしなさいと言われました。この感覚を再認識した一日でした。

2014年9月20日土曜日

hitsuji-doさんと中津発酵部

最近、みくり食堂さんを通じて知り合うことができたhitsuji-doさん。

25日に中津にあるミミヤマミシンさんで開催される高嶋清俊さんの写真展のオープ二ングパーティのケータリングでオガクロのお野菜を使っていただけることになりました。

hitsuji-doさんはさまざまなことをされていてとても面白いのですが、そのひとつが中津発酵部。


発酵好きのサークルらしいのですが、何やら面白そう。

その発酵部のワークショップと発酵食の写真展!が、池田市にあるプテアさんで開催されます。



詳しくはプテアさんまでお問い合わせください。


2014年9月18日木曜日

はじまりの日

10月13日に開催されるはじまりの日という素敵な取り組みに、オーガニッククロッシングも参加させていただくことになりました。



森の集いを続けるなかで気持ちがおれそうになったとき、はじまりの日に励まされました。だからいつか参加させてもらいたいと思っていました。

この日の売上は必要経費や原価を除いたすべてが、ユニセフと関西で子供達の保養キャンプを続けているゴーゴーワクワクキャンプに寄付されます。

オガクロが野菜をお届けしている中国食堂さんや蔦屋さん、そして個人的に大ファンのおもんちゃんこと猿澤先生もワークショップで参加されます!他にも魅力的な人たちがたくさん参加されます。

みなさんぜひ足を運んでみてくださいね。



2014年9月17日水曜日

タネヲマク

被災地への食料支援のあと、オガクロとして関わっている「森の集い」。

樹には目に見える葉や実の世界と、目には見えませんがとても重要な根の世界があります。
樹が樹として立つためには両方の世界がバランス良く、健全でなければいくません。
同じように目に見える世界であるオーガニックマーケットと共に、目に見えない、または見にくいことを形にしているのが「タネヲマク」という冊子です。
その冊子の第二集が京都での森の集いに合わせて発行されました。




昨年秋の泉南での森の集いで開催しれた京都大学原子炉研究所の小出裕章さんと、和歌山の自然農農家高橋洋平くんの対談が収録されています。

他にも八百屋や農家、写真家、ディジュリドゥ奏者など、ジャンルを超えてこれからの日々を見つめる内容になっています。




今日のオガクロの配達でも持ち歩いていますので、興味のある方は声をかけてください。

今日は大阪方面の配達の日です。
1時半の中国食堂さん前の販売からスタートします!



2014年9月14日日曜日

もろみとおむすび

先日のお醤油天地返しの様子です。
わろうだ、ばんまいともにとても良い状態になっています^o^


2歳にしてお醤油仕込み歴2年!の女の子はおむすび持参です(笑)




大人もやりたい!次回はおむすび持参にしましょう(笑)それにしても産まれてから手作りのお醤油を食べているなんてなんだかすごい。

下の写真はばんまいのお醤油。




めちゃ美味しいですよ!
わろうだオープン日には味見もしていただけます。ご希望の方は声をかけてください。



2014年9月13日土曜日

新たな気持ちで。

今日は朝からすぐ近くの公園で朝ヨガでした。月に一回開催されます。


まだ誰もいない静かな公園で、風を感じながら凝り固まった身体をのばしました。
こういう時間はなかなかとれませんが、思い切ってとってみるとスッキリとして新鮮な気持ちで1日をスタートできる気がします。

こどもたちは川で魚取り。見事にずぶ濡れ。


今日はわろうだオープンの日。
すこしだけ改装しました。商品はかわっていませんが、こちらもフレッシュな気持ちでオープンできる気がします。


天気も良いのでよければフラッと遊びに来てください。



2014年9月10日水曜日

森の集いと八百屋

森の集いに来ていただいた皆様、本当にありがとうございました!
当日の様子や内容などはまた後日森の集いのホームページに掲載します!

今日は本業の八百屋へ復活。


自然耕房あおきの青木さんから大浦ゴボウが入荷しました!


大阪は暑いですが、風の中に穏やかな秋の気配が混じっています。