2013年7月1日月曜日

種を蒔かない畑。

先日奈良・都祁の自然栽培お茶農家の羽間さんと
自然農法で野菜や米を育てながら自給自足を目指す定久くんを訪ねました。

定久くんはオーガニッククロッシングに八朔などを送ってくれていたのですが
、まだ畑を訪れたことがありませんでした。
彼の家や田畑は荒々しい山の中にあります。


鬱蒼とした杉林を超えると


現れる穏やかで美しい棚田。
この一帯が定久くんの田畑です。
聞こえるのは鳥の声と風の音だけ。
静かな田んぼで作業をしていると無心になれるといいます。
この田んぼの脇に立派な梅がたわわに実をつけていました。


この梅を今回出荷してくれます。
無農薬、無肥料ですが、品種などはわかりません。
青梅もありますが、熟しているものの方が多いです。
酵素ジュースや梅シロップにむくとおもいます。
ご希望の方はご連絡ください。

そのあとは羽間さんの畑へ。
小麦を刈入れたあとの畑に小豆を蒔いている真っ最中でした。




日照りで水がなくなりひび割れていたという田んぼもいまは水を湛え
順調に生育しているようでした。


お茶の畑も見せていただきました。
新茶、番茶と刈入れ、今は二番茶の芽がでてきています。


羽間さんのお茶は生き生きとしていてとても生命感があります。
今年のお茶も楽しみです。

最後に見せていただいたのがこの畑。


よくみるとところどころに大根の株がみえます。
これは種用に残された大根の株。

自然に種をつけ、倒れることで種が自然に蒔かれ
そこから芽がでて、再び大根ができたら収穫し、
収穫せずに残した株から花が咲き、そしてまた種になるという
自然サイクルを繰り返しているんだそうです。
つまり種を蒔かない畑なのです。

この畑がどのように変わって行くのか楽しみです。



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